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76 無名さん
そしてお姉さんはまた…僕の顔に唇を近づけてくる……。
あぁ……またあの唇の感触が………。

ちゅっ…ちゅぅぅぅぅっ…♪♪

口元全体から伝わってくる、お姉さんのぷるっとした唇の感触…、
僕は体を小さく震わせながら…必死になって彼女の体をまさぐり続ける……。

そして次の瞬間……絡みあったままの僕とお姉さんの体が…フワリと宙に浮き上がった……。

ぇ……ぇ…………?

まるで周りの空間が無重力になってしまったようだった……。
しかしそのことについて深く考える余裕は、僕には無かった。

ちゅぅぅぅっ…ちゅぱっ♪♪

吸い付いていたお姉さんの唇が…甘く弾けながら離れる……。