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77 無名さん
以上の場合、主語と目的語が、動詞を中心に「バランス」を保っているのである。
つまり、チョムスキーの文法理論に従えば、いかなる n ≥ 1 に対しても、文 buffalon は文法的に正しい[3]。最も短い buffalo1 は "Buffalo!" で、"bully (someone)!"「(誰かを)いじめろ!」、"look, there are buffalo, here!"「おい、ここにバッファローがいるぞ!」、"behold, the city of Buffalo!"「見ろ!バッファロー市だ!」といった意味になる。
78 無名さん
“buffalo”の繰り返しのみで文法的に正しい文章を作る発想は、20世紀に何度か独立して発見されている。
記録として残る最も古い例は“Buffalo buffalo buffalo buffalo”であり、ドミトリ・ボーグマン(英語版)が1965年に出版した著書“Language on Vacation”のオリジナル手稿に掲載されていたが、これが掲載されるはずだった章は印刷時には省かれてしまった[4]。2年後の1967年に、ボーグマンが著書“Beyond Language: Adventures in Word and Thought”を出版する上で、この省かれてしまった章からの再利用が行われ、この時にbuffalo構文も採用された[5]:290。