1 佐／野／勇／斗
僕には夢があります。
堂々と貴方と手を繋いで、渋谷のスクランブル交差点を歩くこと。

離れたらもう二度と会えないような人混み。手は繋げないから、貴方は僕の後ろを必死に着いて来る。
背伸びして追いかけて見失わないように。
好きだよ。
貴方の笑顔、表情、仕草、息遣い、全部。
ずっとこうして一緒に時を過ごせればいいのに。
僕は、貴方を好きなんだ、と気付いた瞬間から他は見えなくなりました。
何もかも投げ捨てて、貴方をさらってしまいたい。
何でもいいから貴方が欲しい。
でも貴方には触れられない。
僕達の関係は、触れることの許されない、そんな関係だから。

ずっと一緒にいられると疑わない日もあれば、もうこのまま今日が最後かもしれないと思う日もある。別にだからどうとか言うことではなくて。そんな日々を行ったり来たりした先で、いつか別れを選択したり、あるいは一生を誓うのかもしれない。
月日が流れても、僕の中に残る貴方との最期の記憶が、あの頃の幸せな一瞬でありますように。

条件を少し。
・両世界の常識がある背後成人済女性
・帯でのやり取りが可能
・描写50〜
・レス関係寛大
・打ち切りの際は退室
・フリー

冒頭で語っているのは、これからやり取りする上での世界観みたいなものです。貴方と僕は恋人同士だけれど、誰にも言えない秘密の関係。僕達は今をときめく旬の将来を期待される芸／能／人。今の大事な時期に熱愛発覚は御法度。友人の一人だとごまかすこともできなくはないけれど、男同士なら交際がバレたら両性愛者だということをカミングアウトすることにもなる。それでも僕は貴方のことが好きだし、自分の気持ちに正直でいたいと思っていて。