Write
80 無名さん
1 創作
先生こっち向いて
──先生、また授業中に僕の話したみたいで。生徒に「今日も先生の話してたよ」って言われました。そろそろ皆に疑われてるので対策考えないと……え、バレてもいいじゃんって?君が僕のだって見せつけられるのは嬉しいけど、君が変な目で見られるのは嫌なんです。同性だからっていうのもあるし、もしかしたら僕もって期待を寄せちゃう生徒が居るかもしれないじゃないですか。僕はいいですよ、どんなふうに見られたって構わないけど、君が見られるのは嫌だ。話が脱線しましたね。今回はよくつるんでいる君を探しに来ました。

僕と君は大学の教師をしていて、お互い違う教科を教えています。他の先生はどちらかと言えば高齢の方が多いんですが、僕と君だけが歳が近かった。自然と話すうちに君の人間性に惹かれていって、いつの間にか好きになってましたね。底なしに明るい性格とか、褒めるところが上手なところとか、恋の話を聞くのは好きなくせにするのは苦手なところ。それがすっごく可愛くて。他に僕らのことに関して言えば、普段も飲みに行く間柄ということ、研究室が隣だということ。君は授業中でも口を開けば僕の話をして、周りにダダ漏れなこと。こんなところかな。あとはお互いに決めていくというか話していくうちに築けていけたらいいなって思ってる。

自C
・30歳
・有名国立大卒
・頭が良すぎて何を言っているのか理解されないタイプ
・堅物で真面目
・顔には出にくいが、好きな人には甘い
・貴Cの前だったり、貴Cの話をしている時は雰囲気が和やかになる
・大酒を食らっても全く酔わないので、貴Cに面白くないと言われている
・容姿は176cmの普通体型黒髪短髪

貴C
・31か32歳あたり(年上希望)
・底なしに明るい性格で楽観主義
・教育に対して熱心な姿勢を持っている
・甘え上手で大胆なくせに意外と攻められると弱い
・甘やかすのも上手
・関西弁(優遇なので無理にとは言いません)
・黒髪黒目
・息をするように自C褒めがち