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88 無名さん
【再募】断琴の交わり
──のみならず、いずれは琴瑟相和すような、間柄になれるといい。

数多ある立札の内、その目を留めてくれたと言うことに、先んじて礼を言う。
陰暦ならば、二十四の節気に分けられ廻る四季。早くもそれは芒種へと移ろい、雨露に濡れる梅の木々も、眩しき青葉を寛がせ、所どころへ結ぶ実の、色づき始めるまでもあと僅かだと言うのに………ひとたび冷えきってしまった指の先は、なかなか温まることがない。身近な集いへ顔を出し、皆が取り留めのない話に花を咲かせて居ても、屋敷にて静かに書と向かい合って居たとして、ひとつも心の満たされることはなく…──即ち、独りは淋しい。此処へ来て、その温もりを分け与えてはくれないか。表題へ掲ぐ言の葉の通り、先ずは親友と呼ばい合える、そんな仲になること叶う存在を探しに来た。僭越ながら、希望等は以下へと記す。



出逢いの間口は余り狭めたくないが故、其方の借りる姿に関しては、俺と同性で在れば兎角問わずに置くつもりだが……、煉/獄、錆/兎、不/死/川(兄)の三人は、少し優遇させて欲しい。又、原作、所謂パロその他、年齢、及び時間軸の操作、世界観の設定等を含め、細かな取り決めは、遣り取りをする中で楽しみながら話し合って行きたい。他柵についても、相談に応じようと考えて居るし、話してゆく内に色々と変えて見るのも一興で在ろうな、とも。

さて、巡り逢いの叶う事は、恐らく稀有やも知れないけれど……、迎えた朝や、眠りへ就くまで言葉を交わし、他愛もない日常を、どちらともなく紡ぎ合って行けたら、と。以上、興の引かれた者が在れば、其方の希望や要望も聞かせてくれ。

袖を返し、相見る夢路を彷徨いながら芳墨を待つ。
2023/6/12(月)15:03

全文見たらやばすぎた