Write
9 無名さん
1 五/条/悟
凪。
親友に戻る気は無いだ部屋退室しろだ散々言った癖に、振られて秒でオマエを探す僕を笑えば良いよ。跡形も無くなった部屋と明日からオマエの声が聴こえない現実に気が狂いそうなんだよね。オマエは絶対これに気付くだろうから、中途半端な情だとか期待持たせるとか小難しい事考えずにもう一度ちゃんと話し合わせて。

オマエが居ない日々を過ごすのは辛い。親友で良いから遣り直そう、僕達。酒飲む約束も果たせて無いし。勿論愛だの恋だの二度と口にする気は無いから安心してよ。唯もう一度、オマエと軽口叩きあって笑い合いたいだけ。とは言え、真面目な傑は僕の気持ち云々を考えて見て見ぬ振りする可能性大だけど。

此処は賭け、って所かな。
凪の様に綺麗な雰囲気を纏うオマエ宛。