1:へ＿し＿切＿長＿谷＿部
寂しがり屋だ。
正直に言う。寂しい。寂しがり屋だ。もうすぐ恋仲同士の素敵なお祭りとやらがあるな…街が桃色だ、俺の心はどどめ色だが。甘くて黒くて美味しそうで綺麗な菓子を給金で買って「自本丸用です」なんて店の者に言うのももう慣れた。
誰かに素晴らしい切り口で指摘されて「そんな事はない」なんてドヤ顔でいう余裕もない…もう形振り構ってなどいられない。誰かと話がしたいし誰かと触れ合いたい。このままでは自分のねん／どろ／いど相手に喋り出しそうな勢いだ。流石にそんなところを誰かに見られた暁には棚ではなく自分の首を勢い良く圧し斬りたい衝動に駆られてしまいそうなのでそれだけは避けたい。
こんな俺に手を差し伸べてくれる刀が居れば無様な面は辛うじて晒さずに済む気がする。どうか慈悲を与えてはくれないだろうか。

帯が使える、派生作品視聴は問わないが原作は遊戯している、取り決めた事は守れて常識がある、ロルを回して触れ合える、これくらいしか条件はない。
募集は短刀除く、接点有無問わず。流石に見目の小さい者に俺がどうこうしているといよいよ罪悪感に胸が潰れそうになるのでそれは勘弁を。
提供は寂しがり屋でいよいよ幻聴が聞こえてきそうな練度に達している俺のみ。属性は最近は右寄りに偏っているが両刀。但し性欲に関しては砂漠のようだ。もしほかの刀の希望があるならば一度「どんな刀が居るか？」と聞いてくれ、引き出しはある。
寂しがり屋であることと、スキンシップという名の触れ合いを許してくれてそこそこに会話ができる精神・肉体・時間的余裕がある刀は優遇する。

形式は半でも完でも。完なら原作設定の他、現代パロディ等も対応できる。
期間はできれば…最短でも日曜日の夜迄は願いたい。勿論相性さえ合えばそれからの継続や、最初からの長期希望も歓迎する。

ロルは軽率に回して触れ合い始めるので嫌な刀は最初から手紙を出さないでくれ。むしろ積極的にそっちからも触れ合って馴れ合ってくれる刀で頼みたい。自分ばかり触れていては人形相手と話しているのとそんなに変わらないからな…それならねん／どろ／いどで十分だ。長文よりは短文〜中文でさくさく気軽にやり取りしてあわよくばおはようおやすみを言い合いたい。ただそれだけのことだ。
だが、どちらにしろそちらの望むこと、会話のテンションに合わせられる事は伝えておこう。

さて、心優しい刀はいただろうか…もし俺の手を取ってくれるのならそちらの名前とあれやこれやそちらの為人が分かること、連絡のつく手紙の届け先か帯の招待状をつけて手紙を届けてくれ。
一刻に一回、郵便受けを覗いて今か今かと待っている。あわよくば色恋お祭りの日に、互いに美味しい菓子を交換できると嬉しいな。