1 ミ／ス／ラ（ｍｈｙｋ）
逃げ水
　

　
このさき、いやらしさしか存在しません。自衛のほど、頼みます。

　

＜募集＞
・オ／ーエ／ン

＜提供＞
・ミ／ス／ラ

＜条件＞
・齢25を超えた心身共に健やかな就労女賢者
・当座、期限付きの捨宿
・恋人や想い人を擁せず、要しない
・題材の遂行に於けるご都合主義、また原作の根底を覆しかねない関係性や不埒を是認できる
・期間はひと区切り。ひとまずの掉尾を飾ってのち、親和の態様如何でとこしえにも
・大団円以外での終了は件名「END」、本文白紙

＜当方＞
・完左。加虐癖。愛情＝劣情、ゆえの暴挙
・長文傾向、此度は三百〜五百字程度を冀求。小説文体を宗として情感に悲壮を交えるなど
※情景、心情、行動の尺度が均しくなるよう留意
・完璧に非ずとも完思考。必要に応じて相談可
・ひと日に一通〜が程合い。言葉数に依存
※月のいくつかに払暁の出仕、または戻りが中夜となる日取りあり

＜先方＞
・自身の在り様がただしくある
・要望を臆さずおこなえ、それが我欲に過ぎると取り違えないこと
・それなりに妥協し、それなりに刃向かい、それなりに娯しめること
※妥協とは相和に非ず話譚の渦中を指す
・原作の表現をことに愛する、随所に散りばめたくて仕方がない

＜翻案＞
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──── 『陽炎の水』

この認識阻害を用いての暴挙を、あなたに。

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これだけでは興も乗らないでしょう。とはいえ、恐怖というものには鮮度があります。肌膚を介して得る熱が秒刻と共に冷めてしまうように。つまり、俺は渦中に於いてあなたにこの非道を詳らかとしたい。ただ、描写、それにまつわる表現のさまざま。あなたという為人、俺との相性。そういったものをまず以って確かめないことには触れ合いへ結びつける真似もできません。なので、目下数日は歓談にお付き合いいただこうと考えています。ああ、別に和やかである必要はありませんよ。殺し合いを視野に入れて構いませんし、さかしま、あなたの機嫌が良くてもいい。どの道程であれあなたを怖気立てさせ、それを法悦の震えと導くことに変わりはない。

というわけで、初回として覓めるのは今現在の様子。特に描写は必要ありません、俺も載せてはいないので。……ああ。たまに『小説文体がよくわからないのだが、それでもいいか』と問われることがあります。なぜいいと思うんですか？ 俺はそれが良くて役立てているのに、それ以外に惹かれることもあるかもしれないと考える気持ちが俺には理解し難い。苦手なひとは俺を避ければいい、知りたいなら小説を読めばいい。鍛錬なら他所でやってください。俺もただしくできているわけじゃありませんから参酌されても困ります。

一旦はこれを要項の総てとしますが追記は随時に繋げていきます。質疑は直截に物申してどうぞ。
2024/7/2(火)20:42