1 無名さん

岩手 切られた猫

岩手 切られた猫、動物愛護法違反で捜査 2
2003年7月18日毎日新聞
舌切られた猫、動物愛護法違反で捜査
盛岡市山岸で、舌を切断された野良猫が見つかった。猫は保護され、 獣医の治療を受けているが、自分でえさを食べられない状態。
周辺住民からは「動物虐待は昨今の凶悪な少年犯罪の兆候としても指摘されており心配」との声が上がり、不安な日々を過ごしている。
先月8日の夕方、買い物帰りの主婦が、口から血を流してぐったりとしている 野良猫を発見。
主婦は以前からこの猫にえさを与えており、異変に気付いたという。
近くの獣医に診断してもらったところ、猫の舌が根元から切断されていた。
はさみやカッターナイフなどの鋭利な刃物が使われたとみられる。
獣医によると、猫は5歳くらいの雌。複数の人間が関与した虐待の可能性も 考えられることから、獣医らは盛岡東署に通報した。
同署は動物愛護法違反の疑いで捜査している。
3 無名さん
徳島県 虐待された子犬
2003年11月19日(徳島新聞)
虐待された子犬保護 首に針金・傷が化のうし衰弱
鳴門市大麻町桧で十八日、首に巻かれた針金が食い込んでけがを した子犬が見つかり、地元の獣医師林茂尚さん(48)に保護された。
傷口は毛がはげて化のうし、地肌が露出。何物かが針金を巻き付けて無理やり引っ張るなどしていた可能性が高いという。
子犬は生後約三カ月とみられる雄の雑種で、体長四七センチ。
太さ 〇・五ミリ、長さ三五センチほどの針金が巻かれ、両端をねじって止められていた。首の周りが真っ赤に化のうするなどして衰弱が進み、 ほとんど体を動かすことができない状態だった。
子犬は、三カ月ほど前から母犬ともう一匹の子犬の三匹で、高松自動車道高架下のため池周辺にすみ付いていた。
最近になって子犬一匹の様子がおかしくなり、近所の女性がこの日朝、近寄ってみたところ、首に針金が巻かれていた。林さんにはこの女性が通報。
午後四時ごろ、林さんが保護し針金を外して手当てをした。
林さんは「あまりにもむごく、このような虐待をする者がいることに不安を感じる」と憤っている。
この犬の里親を募っており、問い合わせは リューネ動物病院。
(徳島新聞)
4 無名さん
千葉県 虐待された子犬
2003年11月24日(産経新聞)
ネコ不審死相次ぐ県立青葉の森公園(千葉市中央区)内とその周辺で、 今月中旬以降ネコの不審死が相次ぎ、付近の住民に不安が広がっている。
頭を割られたり、ビニール袋に入ったネコの死体もあったことから、動物虐待で殺された可能性があるとみて、県公園緑地課なども警戒を強めている。
園内の県立中央博物館などによると、十二日から十八日にかけて園内で 相次いでネコの死体が四体見つかった。
十二日に見つかった死体は外傷はなかったが、十三日の死体は口から泡をはいていた。
十五日に見つかった死体は頭蓋骨が割られ、頭が砕けた状態。 十八日にはビニール袋入りの死体が発見された。 二十二日も、死後間もないとみられる白いネコが死んでいた。
ことし夏にも内臓が飛び出したネコの死体が見つかっていた。
園内の動植物の観察施設「生態園」では、「不審物がないか特に注意している」と警戒を強化しているが、 これまでのところ毒物などは発見されていない。
公園緑地課も巡視員らに薬物や不審物に細かく注意を払うよう指示した。
同課では「ネコは動きが素早いため、公園内での殺害はむずかしい」としながらも事態を憂慮、虐待の可能性があるとして警察にも通報した。
これまでのところ飼い猫が被害にあったという届け出はなく、死んでいるの野良ネコばかりという。
5 無名さん
(産経新聞)
香川県 空気銃で撃たれ猫ひん死状態
2003年12月6日(四国新聞)
ネコの切断頭部放置 動物虐待で捜査坂出市新浜町の市道で、切断されたネコの頭部が放置されているのが見つかり、 近くにある小学校や幼稚園では、児童、保護者らに周知し、不審者への注意を促している。
通報を受けた坂出署は、虐待による殺傷、遺棄の可能性があるとみて 動物愛護法違反の疑いで調べている。
ネコの頭部は二日午後四時二十分ごろ、同市白金町一丁目の西部小学校 (末包正則校長)の六年生二人が、自転車で走行中に発見。
現場から約百メートル 離れた同校にかけ込み、担任の男性教諭(40)らが一一〇番通報した。
教諭らによると、鋭利な刃物のようなもので切断された跡があり、周辺を検索したが 胴体部分は見つからなかった。
同校では、児童への声掛け事犯などが増加傾向にあり「変質者による異常行為の 可能性がある」(末包校長)として、翌三日に保護者あての周知文書を全校児童二百九十九人に配布するとともに、五日の全校朝礼で児童に集団での下校などを 呼び掛けた。
また、同校に隣接する西部幼稚園では、昼間の正門の施錠を検討している。
(四国新聞)
6 無名さん
栃木県 飼いネコに餌を与えず罰金10万円
2003年12月12日(朝日新聞)
飼いネコに餌を与えず罰金
10万円宇都宮市の無職男性(43)が先月末、動物愛護法違反の罪で 宇都宮簡裁に罰金10万円の略式命令を受けた。ペットに餌を与えないことで刑事罰が問われるのは全国でも珍しいという。
動物愛護団体の日本動物福祉協会(本部・東京都港区)の県連絡所によると、ネコは同市内の女性が 昨年5月ごろに男性に譲ったという。
その後、女性はネコを返してもらおうと同協会に相談し、昨年8月、宇都宮中央署に告発した。
ネコ2匹は別の飼い主に引き取られ、現在は元気だという。
朝日新聞の取材に対し、男性は「1日2回は食事を与えていたが、ネコに虫が寄生していたようだ。獣医師の診断書が『栄養失調』と出たので仕方ないが、納得はしていない」と話した。

(朝日新聞)
ネコに餌与えなかった飼い主に罰金10万円 宇都宮簡裁  
飼いネコに餌を与えず虐待したとして、宇都宮市の無職男性(43)が、動物愛護法違反の罪で宇都宮簡裁から罰金10万円の略式命令を受けた。
 命令などによると、男性は昨年6月上旬〜7月中旬、ネコ2匹に必要な餌を与えず衰弱させたという。
ネコは、同市内の女性が昨年5月ごろに男性に譲り、虐待を知った女性が宇都宮中央署に告発。その後、ネコは助けられたという。 
日本動物福祉協会栃木県連絡所の担当者は「現在の法律では動物を虐待した人に飼育を禁止する規定がなく、今回の例が法改正の布石になれば」と話している。
(朝日新聞)

■■■「動物愛護法」野良猫にも適用例■■■

大阪地裁、2匹殺害に「有罪」 野良猫を2匹捕まえて殺したとして、
動物愛護法の罪に問われた住所不定、無職の男性被告(47)に対し、
大阪地裁は5日、懲役6ヶ月執行猶予2年の有罪判決を言い渡した。

裁判では野良猫が同法の対象かどうかが争点になった。
松山昇平裁判官は「飼い猫と野良猫を区別する理由はない」と認め、
検察側は、「飼い猫、野良猫を問わず猫は愛護動物」との前提で男性を起訴、
国選弁護人は「男性は野良猫を占有しておらず対象外」と無実を主張していた。

男性は9月19日未明、大阪市浪速区と大正区で、
1匹千円で三味線の皮などを扱うヤミ業者に売ろうとして、
猫2匹を捕まえ、鉄棒で殴って殺した。
(朝日新聞2001年12月6日抜粋)