1 無名さん

野良犬、銃で撃たれ重傷−散弾64個

香川県 野良犬、銃で撃たれ重傷−散弾64個
2002年12月10日四国新聞社
野良犬、銃で撃たれ重傷−散弾64個  
八日午後三時十五分ごろ、綾南町千疋の自営業の男性から「犬が銃で撃たれている」と綾南署に通報があった。
犬は顔を散弾銃で撃たれており、右目を失明するなどの大けが。
同署はハンターによる過失か、動物愛護法違反などの疑いがあるとみて調べている。 
犬は体重約十三キロの野良犬。
同日午後二時ごろ、男性宅近くの溝(深さ約三メートル)に落ち動けなくなっているのを、近所の人が助け出し、男性の家人が動物病院に運んだ。
犬は頭部などに直径約二ミリの鉛の弾六十四個が入っており、約七時間の手術で命は取り留めたが、ほお骨を折るなどして回復のめどは立っていないという。 
綾南署が周辺の聞き込みなどを行ったが、九日までに銃声や不審者の情報は入っていない。
周辺はキジやイノシシの狩猟地区に指定されており、ハンターが獲物と間違えて発砲したなどの過失も考えられるが、故意に狙った可能性もあり、動物愛護法、銃刀法違反の疑いで捜査している。
犬を保護した男性は「顔を撃っており、過失とは考えにくい。許せない行為だ」と話している。
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