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黒磯の青木小でウサギ21匹変死

◇黒磯の青木小でウサギ21匹変死 
6日午前7時40分ごろ、黒磯市青木、同市立青木小(児童数145人、磯忍校長)で、
校内を見回っていた女性教頭が、体育館南側のウサギ小屋(約30平方メートル)で飼育していたウサギ23匹のうち21匹が死んでいるのを発見し、黒磯署に通報した。 
調べでは、ウサギ小屋の金網には、高さ約1メートルのところに直径約20センチの穴が開き、その回りに残された動物の毛と現場に残された足跡から、犬が小屋の中に首を突っ込んだとみられる。
死んだウサギに外傷や何かを吐いた様子はなく、小屋が荒らされた跡もなかった。
さらに、犬の足跡以外はないことから、同署は、犬にほえられて驚いたショックでウサギが死んだ可能性があるとみている。 
同校によると、ウサギの世話を担当する飼育委員の児童10人が平日に世話をし、土日祝祭日には、保護者が交代でウサギに餌を与えるなどの世話を続けてきた。
ウサギが死んだことを受け、各担任教諭が児童に事情を説明したところ、1年生の女子児童は泣き出したという。
磯校長は「悲しいことで残念」と語った。 
上野動物園(東京都)は「犬が首を突っ込みほえたとすれば、ウサギなどの草食動物はパニックに陥り、死ぬこともあり得る」と話している。【小出洋平】
(毎日新聞)