手足を動かせば苦痛

始皇帝の法は手足を動かせば法に触れるほど厳格で無慈悲であったが、
私は手足を動かしても動かさなくても苦痛のみがあるのだから暴秦をはるかに超えているわけである。
しかも統一後の秦は14年で滅んだが私の精神的苦痛はそれを超えている。
陳勝、項羽、劉邦どもは私の精神的苦痛の前にあっては取る足らない存在である。
念のため、断っておくが私に比べて取るに足らない存在などとは言っていないぞ。あくまでも「私の精神的苦痛」に比べての話した。
私はただのつまらん人間だが、それに取り付いている「精神的苦痛」様はまさに神のごときお方。生まれてから1秒の安心すら奪い尽くすのだから。
しかも私も1億同胞の1人に過ぎない。不幸にも究極の精神的苦痛を永久に受け続ける全世界1億の同胞達。「精神的苦痛」様のお力はセム一神教のそれである。

ここからどうなるのか？

陳勝呉広の乱

張良、蕭何、韓信

疲れた。