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1 死の恐怖の名を持つ者

擦れ違いし君へ

新年早々あんなことになっちまうなんてな…此処をお前が見るかどうかは分からねぇけど、一応メッセージ遺しておくからな?

確かにすぐに諦めて次に行った俺が一番悪い。此れは間違いないから、俺も何も言わねぇ…。でもな…今までのこと考えると不安になって仕方なかったんだ。クリスマスの連絡なしのスルー、二日連続空いてると言って片方は何の連絡もなし…届いたかの連絡だけでもしてくれって送ったにも関わらず、住所を消すだけでそれ以外の行動がない…捨てられたと思っても仕方ないだろ…。

好きだった…いや今も…な、でもまさか逆だったなんてな…。―…ただ遅れてただけ…。住所消す余裕があって、届いたの一言が遅れない…これさえ、無ければきっとこうはならなかった。

それでも傷付けたのは事実だから…本当にごめんな。お前ならきっと幸せになれるからさ、心が弱くて悪かったな…本当は凄く寂しがりだからな、俺。

色々ごめんな、そして本当にありがとな…揺光?