Write
1 無名さん

ロル晒し

97 無名さん
(相手の言葉に頷けば、こちらも同じだと視線を外に向けて)本当に。この学園の生徒は自発的に活発に動いてくれるので助かります。私はこうやって珈琲だけ淹れていれば良いですしね。(賑わう室外を眺めながら、自分の仕事は少なくて済むと微笑み。相手のテーブルに玉子サンドと珈琲を運べば、こっそりとリンゴ味の飴をテーブルへ置いて、人差し指を口元に当てて)みんなには内緒です。
98 無名さん
(学校指定の制服、ブレザーの代わりにピンクのカーディガンを羽織り、授業中の静かな校内を歩けば教室に戻らずそのまま図書室に向かって。寝不足なのかクマの出来た顔で図書室に入ればそこも人はおらず静かで、適当に窓際のテーブルに向かえば窓を少しだけ開けて。席につけば雨の止んだばかりの湿った空気が室内に吹き込んで心地良さそうに机にうつ伏せて。限界を迎えていた身体はそのまま引きずられるような睡魔に身を任せて)>入室
99 無名さん
(背負ったバックパックを前に回して口を開けると、中から頂き物の梨を取り出し、空けたスペースに丁重に並べていく。ひとつだけは取っておいて冷蔵庫を閉め、重さを計るように軽く投げたそれは、次に流し場で洗われる運命だった。荷物は脇に避け、用意した包丁を慣れた手つきで扱ってくるくると細く長い皮をどんどん生産していき)
100 無名さん
洗われる運命の梨に笑った