日＼誌

ここは…俺と公＼子＼殿の日＼誌だ。他の者は書き込めない「契＼約」となっている。これから日々を綴っていこう。

1 鍾／離
俺と契約を結ばないか？鍾／離
場所を借りるぞ。

公子殿を探しているんだが…どこかで見かけなかったか？

俺も往生堂の客卿として仕事があるし、公子殿が忙しい身の上なのも承知している。
だが公子殿も知っての通り俺は凡人になってから日が浅く友人と呼べる存在は貴重だ。旅人も稲妻に行ってしまって…話し相手のいない食事というのは船の一隻もない璃月港でも眺めている気分だ。

公子殿には謀るような真似をしてしまったし、機嫌を損ねるのも無理はないと思う。だが、詫びも兼ねて食事でも一緒にどうだろうか。…なるべく、財布も忘れないようにすると約束する。

それから、もし公子殿が許してくれるなら、改めて俺と契約を結ばないか？

今度は騙りも上辺でもない、俺とこの先過ごすための契約だ。


契約を結ぶなら、手合わせも考えよう。
ただ、勝ちを譲るとは言っていないぞ？


契約要項
探しているのは公子殿だ。それ以外はまた

ぞくせいは公子殿が攻めだ。ぞくせい？とは…元素の別の呼び名か？

俺はあまり語りが得意ではない。300文字以上は喋るが1000近くになるとなかなか時間がかかるだろうし安定して長く語るのも不得手だ。公子殿も同じくらいだといいな。

会う頻度はそうだな…公子殿も忙しいだろう？一日中付き合える日もあるだろうが数日顔を合わせられない日もある。俺も客卿の責務がある、そこは互いに出来る範囲の逢瀬としよう。

ああ、基本のやり取りは帯が理想だ。他も相談には応じる。

そしてやり取りする過程で相性や方向性の違いに悩むこともあるやもしれない。その時は互いに部屋を出れば追いかけはしない、凡人の関係というのは寄せて返す波のように変則的で契約でも縛れないものだ。なにより俺と公子殿の仲だ、言葉はいらないだろう？

あとこれは個人的な話になるが、俺は急かされるのは苦手でな…長生きしすぎるのも考えものだ。公子殿を急かすことをしない代わりに俺も答えられないことは了承してくれ。

ひと月ばかり連絡がなければ、璃月を離れてしまったのだろうな。その時は契約解除だ。

ここまで一方的に捲し立ててしまった。詫びと言ってはなんだが公子殿の好みに合わせることも出来るぞ。姿形は勿論、人の形を保てないこともあるかもしれない。
…何？凡人はそう姿を変えることはできない…では公子殿と俺の秘密だ。

最後になるが、俺はこの通り不慣れだ。それでも付き合ってくれる公子殿を待っている。


詳しい話は部屋でしよう。部屋の鍵はいつでも空いている、いつでも会いに来てくれ。


この先生かな？

すまないタル鍾は苦手なんだ公子殿
普通に無関係だから消してやってくれ

俺の捜している公子殿は乳の張りがよく思わず口説きに行ってしまうアイコンをしていた…思えばあの時に口説いて抱き続けていればよかったんだ
彼の元を離れたあと俺は